「とにかく会ってみる」「期限を決めて活動する」この２点が成功のポイントだったと思います。

結婚したいと思ったのは、母親の入院がきっかけでした。すぐに退院したので、たいしたことは無かったのですが、このままではいけないと強く感じました。

たまたま、その頃 知人が土居さんの結婚相談所を薦めてくれたので、詳しい話を聞くことにしました。正直、高額な費用がかかるので、どうしようかな と迷いましたが「お金なら、あとからなんとかなる！それよりも今 動くべき。とにかく１年の期限を決めてやってみよう！」と決断しました。１年でダメなら、結婚することをあきらめてもいいとも思っていました。

会った瞬間は「キレイな人だなぁ」と思いました。

実はこの日、台風が接近していて「もしかしたら、お見合い場所に 時間どおり、たどり着けないかもしれない」と焦っていたところ、土居さんから「お見合い予定の女性が、遠方からお越しになるのに 台風で大変でしょうから…と 時間変更の打診があったよ」という連絡をもらいました。彼女の その気遣いが嬉しかったですし、優しさに感激しました。

台風の一件もインパクトがありましたが、もうひとつ強烈なインパクトを受けたことがありました。僕は年収が低く、そのことを僕自身が気にしていたので、２回目のデートで思い切って彼女に聞いてみました。「僕の年収 知っていますよね？いいんですか？」と。彼女は「もちろん知っています。あなたの年収と結婚するわけじゃないですから。」と返答。僕の条件ではなく、本質をみてくれる人なんだと感じ、彼女の誠実で実直なところに惹かれました。

少しの時間でも僕に会おうとしてくれたり、なんとか会えるよう工夫してくれたり、そういった姿勢が嬉しかったですね。尽くしてくれるというか… その積み重ねが おのずと結果につながったのだと思います。

彼女が公務員という堅い仕事をしていて、安定が望めるという部分と　彼女自身もしっかりした性格で、家庭や子育ても安心して任せられそうだなと思ったのも理由のひとつです。

まさか、３ケ月半という速さで結婚が決まって、結婚から２年で子供を抱くことになろうとは… 自分でも驚いています。婚活を始める前は「一生独身かもしれない」と思うこともあったくらいですから、この現状をまったく想像していませんでした。

とんとん拍子で ことが運んで、驚きつつも とても幸せです。両家の親を安心させられたし、孫の誕生を喜んでくれていることも本当に良かったと思います。

子供から学ぶことは多いですね。姪っ子とは頻繁に触れ合っていましたが、自分の子はやっぱり違いますね。感情のコントロールなどが（笑）　パパになった実感が徐々にわいてきています。

プロフィール写真の撮影でスタジオへ行った時ですね。仕上がりのイメージを土居さんとカメラマンさんが細かく打合せしていたり、野外での撮影場所にまで同行してくれた時は「ここまでやってくれるんだ」と驚きました。スーツ以外でのプロフィール写真はあまり一般的では無いと聞いていましたが、僕の良さは「Tシャツ＆ジーンズ、野外で撮影した方が きっと伝わるから」と土居さんに言われ、そのとおりにしました。奥さんも「あの写真の印象が良かった」と言ってくれたので、プロのセンスに感心しました。